【車なし旅】夏の北海道4泊5日モデルコース(後編:ノロッコ号で行く富良野のラベンダーと旭山動物園)
- 富良野・美瑛ノロッコ号って、どんな観光列車? 予約は必要?
- ラベンダー畑を、車なしで歩いて回れるの?
- 旭山動物園へは、旭川駅からバスだけで行ける?
大阪発・公共交通だけで巡る北海道4泊5日の後編です。7月上旬、ラベンダーが早くも見頃を迎えていた時期のひとり旅。
前編では、奥定山渓温泉と、観光周遊バス「あさひかわ号」で回る美瑛・富良野をまとめました。
後編では4〜5日目の、富良野・美瑛ノロッコ号に乗ってのラベンダー畑めぐり(ファーム富田・北星山ラベンダー園)と、最終日の旭山動物園、そして大阪への帰路までをまとめます。
いちばんの見どころは、やはり観光列車「ノロッコ号」で行く、ラベンダー畑です。
ラベンダーの季節にだけ現れる臨時駅「ラベンダー畑駅」もあり、車がなくても、駅からすぐのファーム富田や、少し歩いて北星山ラベンダー園まで、無理なく回れます。
この記事を読めば、公共交通だけで富良野のラベンダーを楽しむ具体的な回り方が分かります。
前編を読んでいなくても、後編だけで読み始められるように書いています。
旅の基本情報
はじめに、前後編を通した旅の全体像です。旅行時期は2025年7月。
旭川駅前のホテルに連泊して、美瑛・富良野、旭山動物園を訪れます。
4日目は、旭川から富良野・美瑛ノロッコ号に乗ってラベンダー畑駅へ。そこからファーム富田・北星山ラベンダー園を歩いて巡り、ふたたびノロッコ号で旭川へ戻ります。
最終日の5日目は、旭山動物園を訪ねた後、JR特急で札幌へ出て、新千歳空港から大阪へ帰ります。
👉前編(1〜3日目:定山渓温泉・旭川・あさひかわ号で巡る美瑛・富良野)はこちら
4日目|富良野・美瑛ノロッコ号でラベンダー畑駅へ
4日目は、旭川駅10時発の富良野・美瑛ノロッコ号に乗ってラベンダー巡りの一日です。
ノロッコ号|ゆっくり走る観光列車で、車窓の富良野を楽しむ

富良野・美瑛ノロッコ号は、初夏から夏にかけての期間限定で走る観光列車。
指定席は事前予約制(えきねっと等)で、ラベンダーの時期は混み合うので、早めに予約しておくのが安心です。
先頭に立つのは緑色の機関車。そのうしろに、レトロな茶色の客車が連なります。

ノロッコ号は、その名のとおり「のろのろ」ゆっくり走るのが持ち味の観光列車。
大きな窓や開放的な座席から、美瑛・富良野ののどかな田園風景を、車窓いっぱいに楽しめます。
車窓には、金色に色づいた畑が広がる北海道らしい風景が流れていきます。

富良野方面へ向けて丘や畑の景色を眺めながら過ごす時間は、それ自体が旅のハイライトです。
途中の美瑛駅では、石造りの駅舎を横目にしばし停車。ホームでは、先頭の機関車やヘッドマークを写真に収める人たちの姿も見られました。

美瑛駅を出ると、車窓に美瑛川。緑の中に、赤いアーチ橋がすっと現れます。

そのさきに続くのは、畑が色分けされた、パッチワークのような美瑛の丘。
ゆっくり走るノロッコ号のスピードが、この景色にちょうど合います。

晴れていて、麦畑の向こうに十勝岳連峰の稜線まで見えてきます。

上富良野を過ぎると、丘の斜面にラベンダーの紫が見えはじめます。

ノロッコ号は車両そのものがかわいらしくて、気分が上がります。車内は木のベンチ席で、天井にはラベンダーの飾りつけ。
外国人観光客も多く、あちこちから楽しそうな声が聞こえる、にぎやかな車内でした。

ラベンダーの季節には、ファーム富田のすぐ近くに「ラベンダー畑駅」という臨時駅が開設されます。
ここで降りればラベンダー畑まで歩いてすぐなので、公共交通派にはとてもありがたい臨時駅です。

- ★富良野・美瑛ノロッコ号は2026年9月23日(水・祝)で運行終了します(1998年から28年の歴史に幕)。
- ファーム富田まで徒歩約7分
- 停まるのは基本的にノロッコ号だけ。期間中の指定日に、普通列車が上下各2本だけ臨時停車
- 2026年の運転日 6/6・6/7、6/13〜8/11、8/15〜9/13は土日のみ、9/19〜9/23。8/12〜8/14は運休
- 3両とも全車指定席。乗車券のほかに指定席券1,000円が必要
※2026.8時点(JR北海道参照)
ファーム富田|ラベンダー畑駅から歩いてすぐの大花園
ラベンダー畑駅で降りたら、歩いて7分ほどで「ファーム富田」へ。前編でもふれた、富良野ラベンダーの代名詞ともいえる広大な花畑です。
入園は無料で、丘の斜面いっぱいに広がるラベンダー畑のほか、色とりどりの花畑や、ラベンダーグッズ・ソフトクリーム・富良野メロンパンなど、お店も充実しています。
園内に入ると、色とりどりの花が縞模様を描く「彩りの畑」が出迎えてくれます。

駅から歩いてすぐという近さもあって、富良野のラベンダーを見るなら、まず外せない場所です。
前編でもふれたとおり、ラベンダーが一面の紫に染まる最盛期は例年7月中旬頃ですが、この年は上旬にしてすでに満開でした。
ファーム富田の公式サイトでも「ラベンダーは例年6月下旬ごろより早咲の品種が色づき始め、7月上旬~中旬ごろに見頃のピークを迎えます」と案内しています。品種によって時期がずれるので、公式の開花状況を合わせて確認するのが確実です。
この日もラベンダーは一面の濃い紫、文句なしの超満開でした。この年のように上旬で満開に出会えることもあります。

丘を登るにつれて、紫の向こうに富良野盆地の眺めが開けていきます。散策路からは、遠く十勝岳連峰まで見渡せました。
園内は起伏があるので、歩きやすい靴で回るのがおすすめです。

近づいて見ると、小さな花が穂の先までびっしりと開いていて、まさに満開でした。

4日目の旭川・富良野は少し雲が多めの晴れで、最高気温が26度くらい。前日までの30度超えからは少し和らぎ、屋外を歩くにはちょうどよい陽気でした。
7月上旬は、混雑が本格化する前の富良野を楽しめる時期。最新の開花状況は、ファーム富田や中富良野町の公式情報で出発前に確認しておくとよいでしょう。

じつは前日、観光周遊バス「あさひかわ号」でも訪れたのですが、滞在時間内では回りきれないエリアが残っていました。
この日はひとりで再訪して、前日見れなかったエリアをのんびり歩く時間に。
再訪のお楽しみは、花畑だけではありません。前日に食べて美味しすぎた富良野メロンパンと、冷えたメロンも迷わずリピートして、花畑を眺めながら富良野を満喫します。
- 所在地 北海道空知郡中富良野町基線北15号
- アクセス ノロッコ号「ラベンダー畑駅」(臨時駅)から徒歩約7分
- 入園料 無料(駐車場も無料)
- 営業時間 6月下旬〜8月中旬は8:30〜17:30、8月下旬〜9月は9:00〜17:00(時期により変わります)
※2026.8時点(公式サイト参照)
前日の様子は前編(1〜3日目:定山渓温泉・旭川・あさひかわ号で巡る美瑛・富良野)をご覧ください。
北星山ラベンダー園|リフトで登る、中富良野町営の花の丘
次はファーム富田から歩いて15分ほどの「北星山(ほくせいざん)ラベンダー園」へ向かいます。
中富良野駅からは徒歩10分ほどの、中富良野町営のラベンダー園です。
道中見上げると、山の斜面に「なかふらの」の花文字が描かれています。

ここの特徴は、なんといっても山の斜面をリフトで登れること。
夏のあいだ、スキー場のリフトが観光用に運行され、ラベンダーの咲く斜面を登っていけます。

リフトの足もとには、手が届きそうな近さでラベンダーの紫が続きます。

山頂の展望台からは、富良野盆地や十勝岳連峰まで見渡せる大パノラマが広がり、ラベンダー越しに富良野の風景を一望できるのが魅力です。
斜面を登るリフトからの眺めと、山頂からの見晴らしは、また違う感動があります。
眼下には、ラベンダー越しに中富良野の町並みと田園風景が広がります。

山頂には白いブランコも置かれています。

ファーム富田がにぎやかで華やかな花園なら、こちらは眺望とのんびり感が持ち味です。
ファーム富田とセットで、歩いて回れる距離にあるのもうれしいところです。
園内には、町のキャラクター看板が並ぶかわいいフォトスポットもあります。

リフトでゆっくり登りながら足もとに眺めるラベンダー、上から見下ろす花畑と町並み、どちらも最高の眺めです。
人が少なく、静かに楽しめるのもうれしいところです。

下りのリフトでは、中富良野の町並みに向かってゆっくり降りていく景色が楽しめます。

リフト乗り場のそばには、軽食、ソフトクリーム、カットメロン、おみやげなどの売店もあります。
- 所在地 北海道空知郡中富良野町宮町1-41
- アクセス JR中富良野駅から徒歩約10分
- 観光リフト 大人往復700円・小中学生350円・未就学児無料
- 夏季リフト運行 2026年は6月13日〜8月23日
昼食|歩いたあとは「ふらのや」で絶品スープカレー
ラベンダー巡りのあとは、北星山から歩いて10分ほどの中富良野駅から、ふたたびノロッコ号に乗って、富良野駅に向かいます。

富良野駅に着くと、駅前には花の植木が並んでいて、花のまちの玄関口らしい佇まい。

駅から歩いて10分ほどの、スープカレーの人気店「ふらのや」へ遅めの昼食に向かいます。
行列必至の人気店なので、あえて遅めの時間に訪問したのですが、それでもかなりの方が順番待ちしている状況でした。

地元の食材にこだわったスープカレーで知られるふらのやでいただいたのは、やわらか骨付きチキンのスープカレー。
スープはコクがあってクリーミーでスパイシー。野菜は甘みが強く、チキンはホロホロで、待ったかいがある美味しさで大満足です。

平日でも並ぶのは必至の人気店なので、時間には余裕を見ておくと安心です。
また夕方はスープが売り切れることもあるそうなので、そこも要注意。
行って良かった!と思えるおすすめのお店です。
昼食のあと、駅に向かう途中には富良野ならではの食文化がぎっしり詰まったフラノマルシェがあります。
今回は立ち寄りませんでしたが、農産物の直売所や、雑貨店、飲食店もあるので、今度富良野を訪れる際には行ってみたいスポットです。

- 所在地 北海道富良野市幸町13-1(フラノマルシェ1)/幸町8-5(フラノマルシェ2) ※2館が道路を挟んで向かい合っています
- アクセス JR富良野駅から徒歩約7分
- 営業時間 2026年度は 6月20日〜8月31日が10:00〜19:00、それ以外の期間は10:00〜18:00(一部店舗を除く)
- 休館日 11月9日〜13日(施設メンテナンス)と12月31日・1月1日のみ
- 駐車場 2館あわせて131台。土日祝は混みやすく、公式が富良野駅前駐車場やサンライズパークへの分散を案内しています
- 店舗 農産物直売所オガール、富良野物産センターアルジャン、パン、カフェ、おそうざい、おむすび、花、生活雑貨、独立店舗の富良野まちなか食堂、全天候型アトリウム「タマリーバ」など
- 知っておきたいこと 飲食は原則フードコート形式。飲食物の持ち込みは、食事制限のある方などを除き不可
※2026.8時点(公式サイト参照)
富良野駅からは16時過ぎのノロッコ号で旭川へ戻ります。

帰りの車内は行きよりも空いていて、のんびりした空間です。

帰りは、少し夕方の光に変わりはじめた車窓から、雲をまとった十勝岳連峰や北海道らしい平原を眺めることができました。

一日を通してノロッコ号を「移動そのものが観光」として使えるのが、この行程の楽しいところです。

旭川駅に着いたら、翌日に備えて、旭山動物園への往復バス+入園券を購入しておきます。
【4日目:タイムスケジュール】
9:30 ホテルを出て旭川駅へ
10:00 旭川駅 発 (ノロッコ号)
11:13 ラベンダー畑駅 着、ファーム富田へ (徒歩約7分)
11:30~ ファーム富田
12:30~ 北星山ラベンダー園 (ファーム富田から徒歩約15分)
13:50 中富良野駅 発 (北星山ラベンダー園から徒歩約10分、ノロッコ号)
14:00 富良野駅 着
★15:00 昼食:ふらのや(富良野駅から徒歩約10分)
16:14 富良野駅 発 (ノロッコ号)
17:45 旭川駅 着
5日目|旭山動物園で楽しんだ後、帰路へ
最終日は、展示が特徴的と聞いて、ずっと気になっていた旭山動物園に向かいます。
旭川駅からバスで旭山動物園へ
8時すぎにホテルをチェックアウトし、荷物は旭川駅のコインロッカーへ預けて身軽になります。
動物園へは旭川駅前から旭川電気軌道のバス旭山動物園線(41番・47番)で40分ほど。
前日のうちに往復バス券と入園券を買っておくと、当日の乗車がスムーズです。
開園前に着きましたが、すでに行列ができていました。

園内を歩いていると、足もとにはシロクマ親子が描かれたマンホールも。
細かいところまで動物園らしい、楽しい演出です。

5日目の旭川は雲が多めの空模様で、連日の猛暑はひと休み。
朝の園内の温度表示も20.9℃と、心地よい空気でした。
園内はかなり広く、坂道や階段も多いので、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。

旭山動物園|「行動展示」で動物たちの生き生きした姿を
旭山動物園は、動物本来の生態や動きを見せる「行動展示」で全国に知られる動物園です。
単に動物を見せるのではなく、動物が生き生きと動く姿を、来園者が間近で観察できるように工夫されているのが特徴。
特に人気なのが、水中を泳ぐ姿を迫力たっぷりに見られるホッキョクグマ館や、円柱水槽を泳ぐアザラシ館、水中をまるで飛ぶように泳ぐペンギン館。

あざらし館の見どころは、垂直に立つ円柱水槽。
ゴマフアザラシが、こちらを向いてくれたり、タイミングが合えば、円柱水槽をすうっと上っていく姿を間近で見られます。

ぺんぎん館には水中トンネルがあり、頭の上をペンギンが飛ぶように泳いでいきます。
翼を広げて、まっすぐ泳ぐ姿は迫力たっぷりです。

エゾシカの身体の白い斑点は、木漏れ日に似せて身を隠すためと言われていて、夏限定だそうです。

北海道らしいタンチョウは、柵越しにすぐ近くで観察できました。

ほかにも、草陰からじっとこちらを見るアムールトラ、森を模した空間で過ごすエゾヒグマ、間近で表情まで見られるオランウータン、癒やし系のカピバラやクモザルなど、見どころがたくさんあります。
「もぐもぐタイム」(餌やりの時間)が設けられている動物もいて、時間が合えばより活発な様子を見られます。
園内のカフェ「Museum Cafe ASAHIYAMA」には、オオカミをかたどった今川焼「オオカミくん焼き」などのちょっとしたおやつもあります。

開園直後は比較的すいていて、動物たちの活動も活発な時間帯。
朝いちばんに入って人気の展示から先に回り、そのあと園内をゆっくり巡るのがおすすめの回り方です。
- 所在地 北海道旭川市東旭川町倉沼
- アクセス 旭川駅前6番から旭山動物園線(41番・47番)で約40分・大人500円。同じのりばから急行の42番も出ていて、旭川駅から約35分(運行する日が便によって異なるので、公式の時刻表で確認)
- 入園料 大人1,000円・中学生以下無料
- 開園時間 夏期(5/1〜10/15)は9:30〜17:15(最終入園16:00)。10/16〜11/3は16:30まで、11/4〜11/10は休園、11/11から冬期開園
※2026.8時点(公式サイト参照)
いちばん印象に残ったのはホッキョクグマ。
実物は想像以上に大きく、それでいてどこか愛嬌があってかわいらしく、しばらく見入ってしまいました。

旭川から札幌・新千歳経由で、大阪へ
お昼過ぎに動物園をあとにし、旭川駅へ戻ります。駅のコインロッカーから荷物を取って、いよいよ帰路へ。
旭川からはJRの特急ライラックで札幌へ。この日乗ったのは、ひまわり柄の鮮やかな緑の車両でした。特急と快速エアポートを乗り継いでの移動はスムーズです。
特急券・乗車券は発券が必要で、事前に用意しておく方が乗車時に余裕ができます。

車窓から、この旅最後の北海道らしい景色を眺めながら札幌へ向かいます。

夕食|新千歳空港「花ぶさ」でお寿司
新千歳空港では、夕食に空港内の「花ぶさ」でお寿司をいただきました。
北海道の締めに、地元の海の幸を味わう時間です。

店内はとてもきれいで、落ち着いた雰囲気。
ぼたんえび・うに・いくらなど、北の海の幸がずらりと並ぶにぎりの盛り合わせを味わい、旅の締めくくりにぴったりの時間です。

新千歳空港は飲食店やお土産店がとても充実しているので、フライトまでの時間に食事とおみやげをまとめてすませられるのが便利です。
新千歳空港を飛び立つと、窓いっぱいに幻想的な夕焼けが広がっています。

【5日目:タイムスケジュール】
8:00 チェックアウト、荷物は旭川駅のコインロッカーへ
8:40 旭川駅前→旭山動物園 (旭川電気軌道バス41番・47番・約40分)
9:30~ 旭山動物園
12:10 旭山動物園→旭川駅前 (旭川電気軌道バス41番・47番・約40分)
14:00 旭川→札幌 (特急ライラック、約1時間30分)
15:30 札幌→新千歳空港 (快速エアポート、約40分)
★16:30 夕食:花ぶさ(新千歳空港)
17:55 新千歳→関西空港 (飛行機・直行便、約2時間10分)
後編のまとめ|ノロッコ号で巡るラベンダーと、旭山動物園
後編の2日間は、富良野・美瑛ノロッコ号でラベンダー畑駅へ行き、ファーム富田と北星山ラベンダー園を歩いて巡り、最終日は旭山動物園を訪ねました。
この年の7月上旬は、ファーム富田も北星山も一面の紫。混雑が本格化する前に、満開の畑をゆっくり歩けました。

富良野・美瑛は、ラベンダーの季節限定の臨時駅(ラベンダー畑駅)とノロッコ号を使えば、車がなくても富良野のラベンダー畑はたっぷり楽しめる、というのが率直な実感です。
旭山動物園も、旭川駅からのバスで気軽に行けて、行動展示を存分に楽しめました。
後編のポイント
- 富良野・美瑛ノロッコ号は期間限定の観光列車。指定席は事前予約制で、ラベンダー期は早めの手配を(※2026年9月23日をもって運行終了)
- ラベンダー畑駅は季節限定の臨時駅。ファーム富田まで歩いてすぐ
- ファーム富田は入園無料。最盛期は例年7月中旬頃(年によっては上旬でも満開に)
- 北星山ラベンダー園は入園無料・リフト有料。山頂から富良野盆地と十勝岳連峰を一望
- 旭山動物園へは旭川駅からバス約40分。往復バス券+入園券は前日購入がスムーズ。朝いちばんに人気展示から回るのがよい
こんな方にぴったり
- 車の運転をせずに、富良野のラベンダー畑を巡りたい方
- ノロッコ号やラベンダー畑駅を使った、公共交通での回り方を知りたい方
- ファーム富田だけでなく、リフトで登る北星山ラベンダー園もあわせて楽しみたい方
- 旭山動物園に、旭川駅から車なしで行きたい方
- 自分のペースで、無理なく北海道を巡りたい方
移動の一覧は、記事末尾の「後編の交通・料金の目安」にまとめています。
👉前編(1〜3日目:定山渓温泉・旭川・あさひかわ号で巡る美瑛・富良野)はこちら
交通の概要(後編)
最後に、後編の交通の概要を一覧にしておきます。旅の計画の参考にどうぞ。
【後編での主な移動】
旭川→ラベンダー畑駅:富良野・美瑛ノロッコ号(乗車券のほか指定席券1,000円・事前予約制。※2026年9月23日をもって運行終了)
ラベンダー畑駅→ファーム富田:徒歩約7分
ファーム富田→北星山ラベンダー園:徒歩(中富良野駅から北星山は徒歩約10分)
中富良野→富良野→旭川:富良野・美瑛ノロッコ号
旭川駅前→旭山動物園:旭川電気軌道 旭山動物園線(41番・47番)で約40分。往復券+入園券(大人1,000円)は前日購入が便利
旭川→札幌→新千歳空港:JR特急ライラック+快速エアポート
新千歳空港→関西空港:飛行機(直行便)
後編の行程まとめ
- 4日目 宿泊地:旭川(ルートインGrand旭川駅前)/主な交通:富良野・美瑛ノロッコ号(往復)/主な観光地:ファーム富田・北星山ラベンダー園・富良野(昼食)
- 5日目 宿泊地:―(帰阪)/主な交通:旭川電気軌道バス・特急ライラック・快速エアポート・飛行機/主な観光地:旭山動物園/新千歳空港経由で大阪へ
4泊5日の北海道ひとり旅を振り返って
最後に、前後編を通した4泊5日の旅全体を振り返ります。

まずは「車がなくても、美瑛・富良野のラベンダーや広大な丘の風景を楽しんで巡れる」と実感できました。
カギになったのは、点在するスポットを観光周遊バス(あさひかわ号)や観光列車(ノロッコ号)を利用して巡ったこと。路線バスの乗り継ぎだけで行くより、効率的に観光することができました。
満開のラベンダーを心ゆくまで満喫できたし、ノロッコ号では観光列車ならではののんびりした空気の中で、景色を眺めながら富良野ならではの移動も体験できました。
宿は初日だけ定山渓温泉でゆっくり温泉を楽しみ、2日目以降は旭川駅前に3連泊。連泊にすると毎日の荷造りがなく、とても身軽になります。
旭山動物園も、ずっと行きたかった場所。実際に歩いてみると、人気があるのも納得の展示ばかりで、時間を忘れるくらい楽しめました。
ラベンダーの最盛期は例年7月中頃。確実に満開を狙うならその頃が本命ですが、この年のように、7月上旬でも一面の満開に出会える年があります。上旬は混雑が本格化する前なのもよいところです。
また、この年の7月上旬は記録的な暑さで、30度を超える日が続きました。青い池や丘の景色は日差しに恵まれた一方、屋外を歩く時間が長いので、帽子・日焼け止め・水分の暑さ対策は「北海道だから」と油断せずに用意しておくのが正解でした。
予約が要るもの(宿の送迎バス、特急の指定席、あさひかわ号、ノロッコ号の指定席など)を出発前に押さえておけば、無理なく回れる、自分のペースの4泊5日でした。
参考リンク集(完全版)
・ フラノマルシェ(公式サイト・営業時間と休館日)
・ JR北海道(富良野・美瑛ノロッコ号・特急ライラック)
・ 富良野・美瑛ノロッコ号 列車ガイド(JR北海道・運転日と時刻)
・ ファーム富田(公式サイト・ラベンダー開花状況)
・ ファーム富田 園内紹介・ファームガイド(公式園内マップ)
・ 北星山ラベンダー園(中富良野町 公式)
・ ふらの観光協会(富良野の観光・グルメ情報)
・ 旭川市 旭山動物園(公式サイト)
・ 旭山動物園 園内マップ(旭川市公式)
・ 旭川電気軌道(旭山動物園線バス)
・ ふらのや(食べログ)
・ Museum Cafe ASAHIYAMA(旭山動物園内・運営会社公式)
・ 北国の寿司 花ぶさ(新千歳空港公式サイト)
・ ホテルルートインGrand旭川駅前(公式サイト)
👇前編はこちら
