👉 前編はこちら(1〜3日目 修善寺〜中伊豆・アルカナイズ宿泊記〜浅草)
旅の基本情報
- 日光東照宮や華厳の滝って車なしでもまわれるのかな?
- リッツ・カールトン日光に泊まってみたい!
日光は超有名観光地だから行ってみたいけど、車がないと不便なんじゃないかな、とか、ラグジュアリーホテルには憧れるけどちょっと背伸びしすぎじゃないかな、と躊躇っていませんか?
私自身、一度行ってみたいと思いながら行けていなかった日光。素敵な宿は他にもたくさんあるけれど、中禅寺湖畔に建つ、男体山を望むロケーションに惹かれ、リッツ・カールトン日光を初の日光観光の拠点に選びました。
この記事では修善寺〜中伊豆〜浅草〜日光6日間の旅の後半、4日目から6日目の3日間で、日光の定番観光スポット
- 日光東照宮・二荒山神社
- 華厳の滝・竜頭の滝
を巡り、リッツ・カールトン日光で2泊3日滞在した様子を実際の旅の流れに沿って体験記としてまとめました。
観光ルートの流れや移動方法、ホテルの魅力も体験記としてまとめたので、「日光へ観光に行ってみたい」「ラグジュアリーホテルに泊まってみたい」と考えている方の参考になれば嬉しいです。
4日目:日光東照宮とリッツ・カールトン日光へチェックイン
特急「リバティけごん」で日光へ

浅草東武ホテルをチェックアウトして、朝6時半に特急「リバティけごん」で浅草駅を出発し、8時半頃に東武日光駅へ到着しました。コインロッカーに荷物を預け、観光スタートです。
世界遺産「日光の社寺」巡り 輪王寺・東照宮・二荒山神社

日光1日目のルート
- 8時半 東武日光駅
- 9時 二荒山神社・神橋
- 9時半 輪王寺
- 10時 日光東照宮
- 12時 二荒山神社(本社)
- 13時 白糸の滝・滝尾神社

日光は初訪問。まず迎えてくれたのは世界遺産「日光の社寺」の玄関ともいえる美しい橋、二荒山神橋です。

次に向かったのは、東叡山・比叡山と並ぶ天台宗三本山のひとつ輪王寺。厳かな佇まいに、自然と背筋が伸びるような気がします。

そして、いよいよ日光東照宮!参道から圧倒される空気感です。



徳川初代将軍徳川家康公を御祭神におまつりした日光東照宮の圧倒的な豪華絢爛さはいつまでも眺めていたい美しさでした。
その東照宮を後にして向かった二荒山神社では、一転、神聖な空気に心が洗われました。ここは二荒山(男体山)をご神体としてまつり、縁結びのご利益で人気の神社です。


そこからさらに進み、生い茂る木々の中に立つ二荒山神社の別宮の滝尾神社を訪れました。滝尾神社までの道は舗装された道路ではないので、スニーカーなどの歩きやすい靴がおすすめです。


リッツ・カールトン日光チェックイン〜中禅寺湖ビュー・キングの部屋へ
日光中心部を徒歩で満喫した後は東武日光駅へ戻り、駅からバスでいろは坂を通って中禅寺湖畔の リッツ・カールトン日光 へ向かいます。
- バス所要時間:約40分
- バス料金:1,250円(2022年10月時点)
標高1,200m超の湖畔は、駅周辺とは700m以上の標高差があり、一気に秋の装いです。

ロビーでチェックインした後は、中禅寺湖ビュー・キングの部屋へ。中禅寺湖と男体山が一望できる素晴らしい景色が窓一面に広がります。客室のお風呂は温泉ではありませんが、ホテル内には日光湯元温泉の源泉から湯を引いている温泉(露天風呂・内風呂)があります。温泉は、硫黄の香りがする乳白色の優しいお湯でした。



木々が色づき始めた湖と男体山を眺めながらウェルカムフルーツをいただき、癒やしのひとときを過ごします。
リッツ・カールトン日光最初の夕食は日本料理
夕食はホテルの日本料理。
松茸のお椀が沁みました。日本酒もいただいて大満足。


夜は空気に触れると無色透明から乳白色に変化してにごり湯となる硫黄泉でリラックスし、ライトアップされた木々と湖を眺めながら贅沢な時間を過ごし、充実した1日が終わりました。
5日目:華厳の滝と竜頭の滝をめぐる
朝の男体山ビューとレストランで地元食材満載の和朝食
朝6時過ぎ、目覚めると朝日を浴びて赤く染まった男体山が目の前に。ずっと眺めていたい絶景です。

朝食は和洋から選べ、この日は和朝食を選びました。地元産の食材がふんだんに使われていて朝からボリュームたっぷりです。

虹がかかった迫力の華厳の滝
8時半過ぎにホテルを出発して華厳の滝に向かいます。ホテルから華厳の滝までは徒歩5〜10分です。
朝はかなり冷え込んでいて、ホテルを出る際、スタッフの方が「寒いですよ、カイロお持ちしますね」と言って、カイロを持たせてくださいました。こちらのホテルスタッフの方はどなたもホスピタリティが素晴らしく、最初から最後まで、本当に心地の良い素晴らしい滞在になり、心から感謝。
雲一つない青空の下、日本三大名瀑の一つ華厳の滝には虹が!
修学旅行生はすでに来はじめていましたが、朝早い時間帯なので、殆ど混雑もなく、ゆっくりと過ごせました。


エレベーター乗り場のそばには、すいとんや華厳だんご、イワナやヤマメの塩焼などの軽食やお土産売場もあり、手軽な立ち寄りスポットとして人気のようでした。
雄大な姿の竜頭の滝から菖蒲ヶ浜にも立ち寄り
華厳の滝を満喫したら、10時頃、次はバスで10分ほどの竜頭の滝へ向かいます。
竜頭の滝は、男体山の噴火によってできた溶岩の上を210メートルにわたって流れ落ちる滝で、遊歩道を歩きながら眺める滝は華厳の滝とは異なる雄大さで、こちらも素晴らしい景観でした。

11時頃竜頭の滝を後にし、徒歩で散策しながらホテルへ戻る道のりへ。
舗装された道路ですが、殆ど人は歩いておらず、時々通る車に気をつけながら歩きます。途中、中禅寺湖畔にある唯一のキャンプ場にもなっている菖蒲ヶ浜に立ち寄りました。ここは登山やトレッキング、カヌーや釣りの拠点としても人気の場所ですが、この時は人も少なくとても静かな時間を過ごすことができました。

二荒山神社中宮祠参拝を終えてホテルへ
日光二荒山神社中宮祠にも参拝。本殿の横には男体山の登山口があり、この時間には下山してこられる方の姿がありました。



二荒山神社中宮祠の参拝を終え湖畔に行くと、ちょうど中禅寺湖クルーズ船に観光客が乗船しているタイミングで、次回訪れた際にはぜひクルーズ船に乗ってみたいなと思いながら眺めました。


14時頃ホテルに戻り、たくさん歩いたので温泉で疲れを癒やした後は部屋から景色を眺めて休憩。
リッツ・カールトン日光での二日目の夕食は江戸前寿司
夕食は江戸前寿司と栃木の銘酒「鳳凰美田」をいただき、この日も美食と絶景に包まれた幸せな一日となりました。


6日目:最終日、帰阪へ
朝の中禅寺湖ビューと部屋でいただく洋朝食
澄み切った空気の中、何度眺めても飽きない男体山と中禅寺湖を目に焼き付ける最終日の朝。
朝食は洋朝食を選び、インルームダイニングで9時頃ゆったりといただきました。


チェックアウト〜帰阪
11時頃過ぎにチェックアウト。路線バスの時間が合わず、タクシーで東武日光駅へ向かました。
- タクシー所要時間:約30分
- タクシー料金目安:約6,000円(2022年10月時点)
途中、滝の見えるスポットで止まってくださり、最後に日光らしい素晴らしい景色を見納めできました。

そして再び特急「リバティけごん」に乗り、東京経由で帰阪しました。
まとめ:セカンドライフ最初の贅沢なひとり旅
コロナ禍後、早期退職後初のひとり旅。自由な私の第一歩の記録です。
宿泊は、前半はアルカナイズ、後半はリッツカールトン日光と、それぞれ趣の異なる高級宿を満喫し、間ではコスパよく浅草東武ホテルに宿泊するというメリハリのきいた内容でした。
旅全体を振り返っても、前半は何度も訪れた修善寺〜中伊豆〜浅草、後半は初めての日光と、これから始まるセカンドライフの始まりに相応しい、とても充実した思い出深い旅となりました。
この記事がこれから旅を計画される方の参考になれば嬉しいです。
👉 前編はこちら(1〜3日目 修善寺〜中伊豆・アルカナイズ宿泊記〜浅草)